長身アスリート必見!長い脚を効率的に使う6つのポイント
こんにちは!
ボディコントロール講師の佐野雅俊です。
突然ですが、あなたの身長は何cmですか?
ちなみに私は170cmで、
男性アスリートの平均180cmに比べると
かなり低めです。
試合のフロアでは、
背の高い選手に囲まれて
埋もれてしまうことがよくありました。
背の高い選手をうらやましく思い、
背の高い感覚を本人に聞いてみると、
実は手足の長さをコントロールしきれない、
との悩みを話してくれました。
今回は手足の長さに悩むアスリートの
足のコンプレックス解消をお伝えします。
手については前回のブログ
『手足が長いアスリート必見!動きを変える5つのステップ』
をご覧ください!
足は脳から一番遠く、
長ければ長いほど、
さらに脳からの指令が遅くなります。
それではどのようにすれば良いのでしょうか?
それは正確な動きのルートを
体幹から足先まで
体に記憶させることです。
走ることはスポーツの基本ですが、
具体的に、足がどこからどの様に動くのかを
意識することが重要です。
以下の6つのポイントを意識することで、
正確な動きのルートを
体に記憶させることができます。
1.体幹の安定
全ての動きの基本は、体幹の安定です。
体幹がブレると力が腕や指先に
正確に伝わりません。
股下から頭の先までの中心線を意識し、
背すじをまっすぐに伸ばしましょう。
体幹から姿勢を整えることで、
頭の位置が定まり、
脳から足先への指令がスムーズに伝わります。
2.骨盤を意識する
骨盤は下半身の一番上で
簡単に言えばパンツの場所です。
そこから太ももにつながることから、
骨盤を意識し、動かすことで
体幹からの力をダイレクトに脚部に伝えます。
動かし方は、イスに座り坐骨を感じたら
左右交互に歩くように前後に動かします。
これにより骨盤と脚がつながります。
3.股関節を動かす
股関節は体幹と太ももをつなぐ
重要な関節です。
股関節を意識することで、
太ももの筋肉を効率的に使うことができます。
さらに、インナーマッスルの腸腰筋が働き
体幹を安定したままで
動くことができるようになります。
具体的には、股関節に手をあて、
太ももを持ち上げてみましょう。
自然と脚全体が動くはずです。
4.ひざの裏側を意識する
ひざは、足の真ん中にある最重要の関節です。
前側にある半月板や、十字靭帯が有名ですが、
後ろ側を意識し、動かしましょう。
これにより、スムーズにひざが動き、
さらにハムストリングの力を
効率的に使うことができるようになります。
手をあてながら動かし、
感覚を確認しましょう。
イメージと感覚がより深くつながります。
5.アキレス腱とふくらはぎの意識
アキレス腱は
ふくらはぎと、かかとをつなぐ部位です。
アキレス腱とふくらはぎを意識することで、
足の動きがスムーズになり、
瞬発力やバランスが向上します。
手をあて、伸縮を確認しましょう。
6.母趾球の意識
母趾球は親指のつけねで、
土踏まずとつながっています。
ここを意識することで、
足の裏全体をコントロールできます。
さらに母趾球から土踏まずを意識することで、
体幹に向かって動きのルートが
つながるようになります。
地面に足をつけて、
母趾球を始点にかかとをあげてみましょう。
足の裏に中心線を感じるはずです。
まとめ
「体幹から足先まで
正確な動きのルートを記憶させる」ための
6つのステップを紹介しました。
1. 体幹の安定
中心線を意識し、正しい姿勢を保つ。
2. 骨盤を意識する
骨盤を動かし、体幹の力を脚に伝える。
3. 股関節を動かす
股関節を意識し、
インナーマッスルを活用する。
4. ひざの裏側を意識する
ひざの後ろ側を使い、
スムーズな動きを引き出す。
5. アキレス腱とふくらはぎの意識
アキレス腱を感じ、
瞬発力とバランスを高める。
6. 母趾球の意識
母趾球と土踏まずを意識し、
足裏全体をコントロールする。
これらを意識して繰り返し練習することで、
手足の長さをコントロールし、
コンプレックスを克服できるだけでなく、
パフォーマンスを最大限に引き出せます。
手足の長さは、正しい動きを記憶させれば、
あなたの大きな武器になります!
焦らず一歩ずつ、自分の体を知り、
コントロールしていきましょう。
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
私たちと一緒に、あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ 代表 佐野雅俊
高校卒業後、社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、のべ3万人以上にダンスレッスンと体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、筋トレや様々なレーニングを複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげるボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、全力で競技に挑めるようにサポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
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