ナダル選手の引退から学ぶ、正確なサーブとリターンを支える『身体の軸』

 

こんにちは!

ボディコントロール講師の佐野雅俊です。

 

先日、プロテニスプレイヤーのナダル選手が

23年の現役生活から引退されました。

 

「テニスをすることに疲れたわけではないが、

体がもうプレーしたくないと言っている」

というのが引退理由です。

 

長い間、本当にお疲れ様でした。

 

 

テニスは長い試合だと3時間を超えることも

しばしばあります。

 

 

長時間サーブ、リターン、そしてラリーと

集中力を保ちながら、正確な動きが必要です。

 

持久力と集中力、そして瞬発力。

これらを同時にキープするためには、

身体の軸を保つことが欠かせません。

 

身体の軸が安定していると、

効率よく力を伝えることができ、

無駄な動きが減ります。

 

その結果、

少ないエネルギーで

強いショットが打てるようになり、

試合の後半でもパフォーマンスを落とさず

戦い続けることが可能になります。

 

今回は身体の中に「軸」を作り、

「軸」での動き方をお伝えします。

 

 

・骨盤から背すじを伸ばして立つ

 

体の中心部に位置する骨盤を意識して、

坐骨を支点に骨盤を立てます。

その延長線上に背すじを伸ばして

頭の先まで真っ直ぐにする意識をしましょう。

 

 

前はおへそ、みぞおち、鼻先、眉間へ、

後ろはお尻、腰、後頭部へと

身体の中に力が入ったことを感じれば、

軸ができています。

 

イスに座った状態だと

より意識をしやすくなります。

 

 

・股関節から軸を動かす

 

股関節は身体の軸の下部で

脚の付け根になります。

 

股関節から軸を回転、移動させることで、

脚の動きがスムーズに、

そして上半身につながり、

安定したバランスで走る、打つができます。

 

 

・肩甲骨から腕を動かす

 

肩甲骨は腕の付け根になります。

肩甲骨から腕を動かすことで、

下半身からの力がラケットとボールに

よりつながりやすくなります。

 

 

・頭と顔は動かさない

 

頭や顔が先に動いてしまうと、

身体の軸が傾きブレてしまいます。

 

顔の中心線の鼻先・眉間は

真っ直ぐを保つことが重要です。

 

鏡をみながら素振りの練習を行い、

顔がブレていないかを確認しましょう。

 

 

・胸と腰の高さを変えない

 

テニスは常に腰を落とした状態ですので、

ひざへの負担がかかりやすくなります。

 

胸と腰の高さを変えないことで、

ひざにかかる負担を軽減できます。

 

 

構える際もひざではなく、

腰の高さを変える意識で

ひざを曲げましょう。

 

 

 

ナダル選手の卓越したパフォーマンスの背景には、

強靭な体幹と軸の安定があったことでしょう。

 

彼のプレーから、

身体の使い方がいかに重要かを改めて感じます。

 

 

まとめ

 

軸を意識することで、

省エネで最大限のパフォーマンスを

発揮することが可能になります。

 

ナダル選手のように

長年トッププレイヤーとして活躍するためには、

効率的な身体の使い方が欠かせません。

 

軸を意識し、

安定した動きを身につけることで、

怪我のリスクを減らしながら、

試合後半でも自分らしいプレーを続けられる

体づくりができます。

 

ぜひ身体の軸を意識した動きを

日々の練習に取り入れてみてください!

 

私たちは、あなたがより良いパフォーマンスを発揮できるよう、

全力でサポートします!

 

もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、

メールもしくは公式LINEにて、お気軽にご相談くださいね。

 

私たちと一緒に、あなたの悩みを解決しましょう!

 

 

トレーニングスタジオ はるかぜ 代表 佐野雅俊

 

高校卒業後、社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。

翌年プロダンスインストラクター取得。

プロダンス講師22年で、のべ3万人以上にダンスレッスンと体の動かし方を指導。

ボディコントロールのキャリアを積む。

競技のレベルアップのため、筋トレや様々なレーニングを複数のコーチから指導を受ける。

しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、スランプに陥る。

体を基礎から見直すため、独学で解剖学を習得。

体のバランスと動きのメカニズムを徹底的に研究。

自分で体をコントロールできる運動方法を見つける。

試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、

「10秒で身体とイメージをつなげるボディコントロール」を

佐野美由紀と共に体系化した。

今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、全力で競技に挑めるようにサポートすることが目標。

JBDFプロダンスインストラクター。

趣味は大食い番組を観ること。

兵庫県神戸市に共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。

 

トレーニングスタジオ

 

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