硬いフォームと柔らかいフォームの違いは?アウター・インナーマッスル徹底比較
アスリートの鍛えられた筋肉は
見た目にも迫力があり、
とてもカッコいいですよね。
しかし、見た目の筋肉だけに頼ると
安定したバランスのキープや
繊細な動きが難しくなります。
目には見えないインナーマッスルを意識して、
体の中心部から外部の筋肉まで、
効果的に使えるようにしなければいけません。
今回は、このアウターとインナーマッスルの
違いと特長をご紹介していきます。
1. アウターマッスルとインナーマッスルの役割
アウターマッスル(外部筋)は
大きな力を生む筋肉で、
主に動きやパワーを発揮する際に活躍します。
例えば、スポーツでボールを投げる、
走る、ジャンプするといった
瞬間的な動作で力強さを支えます。
インナーマッスル(深層筋)は、
姿勢を維持し安定性を保つために重要な筋肉です。
小さな動きや微調整に関わり、
持続的に体を支える役割を果たします。
特に、バランスを取るために必要な筋肉群です。
2. アウターマッスルで固めたフォームの特徴
大きな力が生み出せるため、
短期的なパワーが必要な場面には有利。
しかし、アウターマッスルに頼りすぎると、
フォームが硬くなりがちで、
動きが制限されてしまうことがあります。
疲労が蓄積しやすく、
長時間持続させるのが難しいため、
フォームが崩れるリスクもあります。
3. インナーマッスルで作ったフォームの特徴
インナーマッスルを中心に使うことで、
体全体の安定性が高まり、
バランスの良いフォームが保てます。
動きの柔軟性が増し、
滑らかな動作が可能になります。
これは、動きの質が向上するため、
無駄なエネルギー消費が抑えられる利点もあります。
長時間持続でき、
特に疲れにくいフォームが作れるため、
持久力が求められる競技にも有効です。
4. アウターマッスルとインナーマッスルのバランスの重要性
アウターマッスルとインナーマッスルの
どちらか一方に偏りすぎると、
怪我や疲労が蓄積しやすくなります。
両者のバランスを保ちながら
フォームを維持することで、
効率的で持続可能な動きを実現できます。
特に競技者にとっては、
瞬発力を発揮する場面と、
安定性が求められる場面の両方があるため、
両方の筋肉をバランスよく鍛えることが理想的です。
5. トレーニング方法の違い
アウターマッスルを鍛えるトレーニングは
ウェイトトレーニングや
短時間の高強度トレーニングが中心。
インナーマッスルは体幹トレーニングや
バランス系のエクササイズ、
低負荷の持続トレーニングが効果的です。
まとめ
1. アウターマッスル(外部筋)は
動きやパワーを生む筋肉で、
大きな力を出す場面に有効。
ただし、フォームが硬くなりがちで、
持続性に欠けやすい。
2. インナーマッスル(深層筋)は
姿勢を支え安定性を保つ筋肉で、
バランスの良いフォームが作りやすい。
長時間の動きにも向いており、
無駄なエネルギーを使わずに
滑らかな動きが可能になる。
3. 両者のバランスが重要です。
アウターマッスルとインナーマッスルの
どちらかだけにに偏ると、
怪我やフォームの崩れにつながるため、
バランスよく鍛えることが理想的。
4. トレーニング方法の違い
アウターマッスルは高強度のウェイトトレーニング、
インナーマッスルは体幹バランストレーニングが効果的。
このように、
アウターマッスルとインナーマッスルの
違いを理解することで、
持続可能で安定したフォーム作りにつながり、
スポーツや日常の動きが改善されるでしょう。
全力でサポートします!
もし体の使い方や動き方で悩んでいたら、
私たちと一緒に、あなたの悩みを解決しましょう!
トレーニングスタジオ はるかぜ 代表 佐野雅俊
高校卒業後、社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、のべ3万人以上にダンスレッスンと体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、筋トレや様々なレーニングを複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげるボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、全力で競技に挑めるようにサポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
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